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2021年の東京オリンピックに向けて外食産業に求めたいもの(後編)

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メニューなどの表記の仕方に工夫がほしい

夏休み期間には経済封鎖が解かれるのかどうかが気になるところですね。

東京オリンピックを控える一日本国民としては、来年には爆発的な感染は起こらなくなっていると信じたいです。

来年には元通りの経済になっていると信じて、今回もただの一般人が、外食産業について語っていきたいと思います。

前回の記事については、こちらからご覧ください。

前回までは、店の外観やメニューの表記の仕方について、絵などを用いてもっと分かりやすくしてほしいということをお伝えしました。

アレルギーを持っている人に分かりやすくしてほしいということを理由に挙げていましたが、今回は文化的な側面から見ていきたいと思います。

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宗教的な理由で食べることが禁止されている豚肉や牛肉

イスラム教徒は豚肉を、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べることが禁止されていることをご存じの方もいると思います。

特にイスラム教徒(ムスリム)は約19億人(世界の人口の4分の1)いると言われ、これから世界の様々な国の訪日客を呼び込もうと考えている飲食店であれば、決して無視することはできないと言えるでしょう。

今後は「日本的なおもてなし」を考えるだけでなく、様々な文化的、宗教的背景を持つ旅行客に対して、しっかり満足してもらえるサービスを提供できる店が、観光客の人気を獲得していくことになると考えています。

とは言え、簡単には対応することが難しい面もあります。

例えば、厳格なイスラム教徒の旅行客に、自分の店で提供する料理を食べてもらうには、日本では「ハラール認証」を取得するのが一番の近道ですが、この取得には様々な厳しい条件が課されています。

食材の加工段階から厳しい規定があったり、イスラム教徒の管理者を雇わなければならない過程もあります。

このため、「わざわざ新たな人員や設備を用意するくらいなら、最初からイスラム教徒をターゲットにしない」と断念する店もあります。

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「中身」だけで差別化できる時期は過ぎている

ただし、すでに書いてある通り、イスラム教徒は世界の総人口の4分の1を占める人数を抱えています。

今後もイスラム教徒の旅行客は増えると見込まれているのに、この数を見過ごしてしまうのは、とてももったいないと思います。

イスラム教にも様々な宗派があり、ハラール認証を獲得している店でしか料理を食べないとしている人もいれば、提供される料理に豚肉や酒がなければ、調理過程にはそれほどこだわらないとしている人もいます。

他国の料理を食べに来ているイスラム教徒は後者の割合が多いと考えられますので、ハラール認証を取ることにこだわらなくても、イスラム教徒のお客さんに対して「安心してください」と言えるような管理と情報公開をしていくことが大切だと思います。

(ハラール認証については、フーズチャネルのHPを参考にさせていただきました。)

現在、日本の街には「こだわりの名店」があふれていますが、食の多文化に対応してあることを堂々と掲げている店は少ないと感じます。

海外からのお客さんを沢山呼び込みたいと考えているお店は、今の自粛期間を準備期間に変えて、来たるべき東京オリンピックの時期に沢山のお客さんに来てもらえるといいですね。

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