
投資に興味がある方、今から投資を始めようと考えている方なら、「NISA」と「積み立てNISA」について調べた方も多いと思います。
「色々調べたけど、結局どちらが自分に向いているのか分からない…」というための方に、どちらを選ぶべきなのかを決める、たった1つのポイントについてお伝えしたいと思います。
結論としては、
「何となく不安だから投資を始めよう」と考えている方は積み立てNISA
をお勧めします!
ということです。
NISAと積み立てNISAの違い、なぜこのポイントが重要なのか、について、解説していきたいと思います。
NISAと積み立てNISAの違いとは?
まず初めに、NISAと積み立てNISAの違いについて簡単に説明しておきます。
NISAの特徴
・非課税投資枠は120万円/年
・口座開設期間は最長2023年まで
・国内外の上場株式、投資信託の幅広い銘柄に適用できる
積み立てNISAの特徴
・非課税投資枠は40万円/年
・口座開設期間は最長2037年まで(20年間開設可能)
・国から限定された投資信託など
注意点としては、この2種類の口座はどちらかしか開設できないということ。
変更はマイナンバーを提出する必要があったり、すでに口座に入っている金融商品のロールオーバー(持ち越し)ができなかったりと面倒なことが多いので、後から変えようというのは中々しづらいです。
こうした理由があるので、これからNISAか積み立てNISAを始めようと考える人の中には、どちらにしようか迷ってしまう人もいるというわけです。
ではなぜ「投資に対する興味の度合い」が決めるポイントになるのでしょうか?
積み立てNISAは比較的ローリスクだが制限が多い
積み立てNISAは「投資の知識がない人、他の仕事で忙しいけど、コツコツ積み立てながら資産を増やしたい人」向けの商品です。
平たく言ってしまうと、「投資をしたいけど、投資についての知識がなく、今後も知識を磨く予定がない人」に向いているということです。
そのため、積み立てNISAで取り扱いのある金融商品は、比較的リスクの低いものだけで構成されています。(全くないわけではありません)
投資に興味がない方は、ここにあるものの中から好きなものを選んで、後はプロにお任せしてしまうのがいいでしょう。
ただし、この投資法では、場合によっては数年で数千円程度の利益しか出ないこともあり、投資で資産を築くことを目標にしている方は満足することができないと考えられます。
リスクを取ってでも資産を増やすことを第一に考えるのであれば、対象となる金融商品が積み立てNISAよりはるかに多いNISAにするべきでしょう。
たとえ投資を始めた時点で全く投資の知識がなかったとしても、投資に興味を持ち続けていくのであれば、将来的に投資の知識はそれなりに増えることが予想できるからです。
もし今あなたが「NISAと積み立てNISA、どちらにしようかな?」と考えているのであれば、
投資について勉強し続けるつもりがあるか?
ということを基準にして選んだ方がいいと思います。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
もし投資に興味があれば、
「少額投資は無駄なのか?10万円から投資を始めても稼げる人の特徴」
という記事も参考になると思います。