
社会人になってからの勉強がキャリアアップの秘訣と分かってはいるけど…
やむおえず休業になったり、リモートワークになったり、あるいは突然忙しくなったり…。
職種によって、仕事のやり方が様々に変化している世の中ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
最近はお金についてのお話が多くなっていたので、今日は時間について書いていきたいと思います。
職場に様々な変化がある一方、多くの働く人の中にも心境の変化があったと思います。
「転職したい…」切実にそう思った方の中にはすでに転職にむけて動き出している人もいるかもしれませんね。
一方で、「キャリアアップのために勉強したいけど、なかなか時間が取れない…」と悩んでいる人も多いと思います。
この記事でも書きましたが、勉強などの新しいタスクを生活に取り入れるには、時間と心のゆとりをマネジメントし直すことが必要になってくるので、なかなか難しいことだと思います。
「キャリアアップするために勉強したいけど、どうしても遊び(趣味やゲーム)に時間を費やしてしまう」という生活を変えるにはどうすればよいのでしょうか?
「遊ぶ時間」を「勉強の時間」に変えられなかった日々
残業が終わった後、帰りの電車でスマホのゲームをする。
あるいは寝る前に、一日頑張った自分へのご褒美として、ドラマやアニメを2時間くらい見てしまう…。
そんな生活をしていませんか?
実は社会人になって1~2年目の私がそうでした。
当時からキャリアアップのためには社会人でも勉強することが不可欠だということを、知ってはいたのですが、なかなか実践できませんでした。
理由としては、
・当時働いていた会社では長時間労働が普通だった
・家から会社までの通勤時間が2時間程度の長距離だった
ということが挙げられ、毎日仕事が終わると、精神力も体力もほぼゼロに近い状態でした。
そんな中、私の唯一の癒しが、帰りの時間や寝る前にするゲームやテレビの視聴でした。
毎日毎日、遊んでいる間も、寝る前も、「勉強しないとな…今日もろくにできなかったな…」と、罪悪感にかられながら過ごしていたのです。
この時の私は、
勉強する時間を遊びに当てている=自分は努力できない人間
と思い込んでいました。
「遊ぶ時間=休息の時間」ではない!
結局、勤め始めてから1年半ほどで、その会社を辞めました。
数か月後に次の会社で働き始め、さらに半年たった時に気付いたことがありました。
「あれ?なぜか勉強できている…?」
そう。最初の会社を辞めた後、失業中から始めた英語やMOSの勉強が、転職後も続いていることに。
転職後は勉強の時間はそんなにとることができなかったのですが、それでも1日に30分程度の勉強時間くらいはとることができました。
前の会社では全くとることができなかった勉強時間が、会社を変えるだけで取れるようになった理由は何だったのでしょうか?
振り返ってみると、前の会社では、
長時間労働とストレス発散のための遊びに時間が押され、休息をしっかりとれていなかった
ということなのかもしれません。
私はそれまで、「遊びの時間+睡眠時間=休息時間」と思い込んでいたのですが、それは間違いでした。
・睡眠時間=休息時間
・休息時間とは別に「遊ぶ時間(リフレッシュする時間)」が必要
ということだったのです。
社会人が勉強を続けるには、時間のマネジメントが必要
「勉強したいけど、ついついスマホやテレビのリモコンに手を伸ばしてしまう…」という方は、いったん勉強時間の確保より、睡眠時間と遊ぶ時間を見直してみることをお勧めします。
勉強する時間が取れないのは、あなたにやる気がないからではなく、あなたの体と心にゆとりがないからかもしれません。
夜とるべき睡眠時間は人によって様々ですが、平均して6時間以上必要です。
もし翌朝起きてもスッキリしないようであれば、睡眠時間が足りていない可能性があるので、まずは睡眠時間のマネジメントをすることから始めてみてください。
後編の記事では、勉強時間を確保するための具体的な方法について提案していきたいと思います。